「ひとりごと」でいつでもどこでも英会話練習
英会話というくらいなので、「誰かと英語で話す」というのが間違いなく一番の練習になります。
そうはいっても「いきなり対人会話は緊張する…」「続けられるか自信ないのに月謝払って英会話教室に行く勇気がない…」と思う人も沢山いらっしゃいます。
そんなアナタにもオススメできるのが「ひとりごと」練習法です。
私も実践してますが、「ひとりごと」練習法はかなり効果的に思います。
話し相手がいない状況でも英語を実際に声に出すという実践練習になるので、”いつでも、どこでも” ”気が向いた時に”できちゃうのがメリットです。
では具体的にどういう練習なのか、見ていきましょう。
普段の「心の声」を英語で言ってみる
普段生活をしている中で”頭で考えていること”や”自分の行動”などを英語で声に出してみます。
例)おなかがすいているとき
I’m very hungry.(おなかすいた〜)
I should eat lunch.(昼ごはんたべないと)
I try to cook [料理名].([料理名]つくってみようかな)
Oh my god! Nothing in the fridge! (なんてこった!冷蔵庫に何もない!)
例)家の中で
I will do the laundry first.(さきに洗濯しとこう)
I don’t want to clean it, but I have to.
(掃除したくないけど、やらないとなぁ)
Which clothes shall I wear to go out?(どの服着て出かけようかな)
This box should be put on the desk.(この箱は机の上に置いとこう)
短い文でも簡単な単語でもOKです。
小声であっても実際に声に出すことが、会話に慣れる近道になります。
簡単な文章や同じ言葉ばかりでも練習になる!
「ひとりごと」練習法の目的は”新しい言葉”や”難しい単語”を覚えるためではありません。
一番の目的は英語を話すときの脳の負担を減らすことと考えればイメージしやすいかもしれません。
英会話を初めたばかりの頃は同じ文章や簡単な単語であっても、記憶の中から探して持ってきます。
これだと会話に頭をフル稼働させることになり、スムーズな会話は難しいです。
たとえば文章の骨格部、いわゆる文法と言われる部分である
「I am~」「This is〜」「I don’t want〜」「What~」
などの部分は日常的に会話で使います。あとはシチュエーションごとに単語や形容詞を変えていくと、文章になっていく訳です。
「ひとりごと」練習法によって文章の骨格部を思い出すための負担や考える時間が減っていきます。
先ほど例にあげたごとりごとの中の文章を見てみると
I will do the laundry first.(さきに洗濯しとこう)
赤字の部分を考える時間が減れば、その分青色の動詞に脳の容量を使うことができます。
簡単な文章に慣れることで会話に余裕が生まれる
⇨ 新しい単語や別の言い回しを考える
⇨ さらに別の言葉を使ってみる余裕ができる
こうして英会話上達の良循環へとつながっていきます。